高麗人参の女性への効果とは
2023.06.30高麗人参
高麗人参の効果
高麗人参(Panax Ginseng)は、その特性により、特に女性の健康と幸福をサポートする可能性を秘めています。今回は高麗人参と以下3つの症状ついてみていきたいと思います。
1. 更年期障害(神経症状、代謝、骨粗しょう症)
2. 子宮内膜症
3. メタボリックシンドローム
更年期障害
更年期障害とは
個人差はありますが、女性は通常50歳前後(45歳~55歳)で閉経を迎えます。この閉経前後の10年間を更年期と呼びます。
この期間中、女性の身体は大きく変化します。卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が大幅に低下し、無排卵や生理不順といった症状や、急な上半身ののぼせ、ほてり、発汗がおこるホットフラッシュ、気分の落ち込みや睡眠障害、代謝の問題、骨粗しょう症といった様々な症状がおこります。これらの症状が日常生活に支障を及ぼしている場合を「更年期障害」と言います。
高麗人参と神経症状
更年期の不快な症状としては、気分の落ち込みや睡眠障害があります。これらは女性ホルモンの変化により引き起こされる神経症状で、非エストロゲン性の治療で改善が期待されます。高麗人参に含まれる特別なサポニン「ジンセノサイド」のRg5/Rk1タンデムやRg3は、GABA作動性シグナルやセロトニン作動性シグナルを通じて、睡眠の質の改善や抗不安への効果が期待されています。
高麗人参と代謝改善
更年期の不快な症状としては、気分の落ち込みや睡眠障害があります。これらは女性ホルモンの変化により引き起こされる神経症状で、非エストロゲン性の治療で改善が期待されます。高麗人参に含まれる特別なサポニン「ジンセノサイド」のRg5/Rk1タンデムやRg3は、GABA作動性シグナルやセロトニン作動性シグナルを通じて、睡眠の質の改善や抗不安への効果が期待されています。
高麗人参と骨粗しょう症
骨粗しょう症は、骨の主成分であるカルシウム等の総量(骨量)の減少および骨の質の低下により骨折しやすくなる病気です。
骨粗しょう症の主な原因の一つはエストロゲン(卵胞ホルモン)の不足だと考えられています。
女性ホルモンのエストロゲンは骨にカルシウムを蓄える骨形成を促し、骨の吸収を抑える働きがあります。40代以降の女性はエストロゲンの減少と共に骨密度も低下し、骨粗しょう症のリスクが上昇します。 高麗人参の有効成分ジンセノサイドRg3は、破骨細胞の発生を阻害し、骨吸収を減少させる働きを持ち、骨粗しょう症の有望な治療法としての可能性があるかと考えられています。
子宮内膜症
子宮内膜症は、子宮腔以外に子宮内膜組織が増殖する疾患です。子宮内膜症は妊娠可能な年齢の女性の10%、慢性骨盤痛や不妊に悩む患者の20~50%が罹患すると推定されています。
子宮内膜症は、一般的に月経痛、性交痛を引き起こし、最も重症の症例では不妊症になることさえあります。また、無症状で何年も発見されない、または診断されないケースもあります。
高麗人参の有効成分ジンセノサイドのRg3は子宮内膜症の細胞に有益な影響をもたらし、子宮内膜症の進行を遅らせる可能性があることが示唆されています。
メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは、糖尿病を始めとする生活習慣病の前段階の状態を指します。
高麗人参は、血糖と脂質の調節に有効だと言われています。
特に、有効成分ジンセノサイドのRg3は、糖尿病の補助治療として有望視されています。Rg3は、血糖値のバランスを改善し、糖尿病状態に関連する合併症に対する潜在的な効果も示しています。
さらに、Rg5とRk1も糖尿病患者のための有望な補助治療として考えられています。これらのジンセノサイドは、糖と脂肪の代謝にプラスの影響を与えることが示されており、代謝異常の初期段階における改善が期待されています。
水耕栽培の高麗人参「HRG80™」
多様な作用を持つサポニンの一種であるジンセノサイドを多く含む高麗人参でありますが、当社の取り扱う高麗人参HRG80™は、清潔な無菌環境での苗木の成長–クリーンルームで完全に制御スチームで処理したあと、乾燥させ粉末化した濃縮なしの純粋な粉末です。
世界で初めて垂直水耕栽培による生産方法を開発したベルギーの企業BOTALYSの水耕栽培技術により、高い有効成分をもつ高麗人参をはじめとした植物の生産を可能としています。
高麗人参HRG80™ は市場に存在する製品の中で、最も多くの希少なジンセノサイドを含有しています。
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