高麗人参の栽培方法とは?(土耕・水耕・プランター)

2022.12.21水耕栽培

滋養強壮や疲労回復に効果があることで注目されるなど古くから生薬や漢方薬などとして利用されており、最近では美容分野でも注目が高まっている高麗人参。

高麗人参は多年生の植物で、栽培管理に多くの手間がかかり収穫までの期間が非常に長期間にわたることで知られています。

また一般的な作物と異なり、同じ土壌で次から次に栽培をすることができません。生育過程で土壌の養分を吸いつくすため、土壌づくりを一から始める必要があります。

そこで今回は、一般的な高麗人参の栽培方法や、個人でもお楽しみいただけるプランターでの栽培方法、そして当社が取り扱う水耕栽培による高麗人参についてご紹介します。

一般的な高麗人参の栽培方法

最も一般的な高麗人参の栽培方法は土耕栽培です。土耕栽培とは、露地(屋外)や温室内の違いに関わらず、土壌に作物を植え、収穫物を得る栽培法のことを指します。

高麗人参の種まきから収穫までの手順

・種子を採取し催芽(発芽)させる(1年目:7月~8月)

・苗床への移植(1年目:11~12月)

・2年目まで生育させた苗をほりあげ選別、畑へ移植

・畑での養成期間中(地下部を肥大させる期間)は、除草、摘花、病害虫防除や施肥などを適宜行い続ける

・畑で5~6年目まで生育したら、手作業掘り取り、根部を利用する

プランターで高麗人参を栽培する方法

家庭菜園などに興味のある方や、高麗人参を手軽に手に入れたいという方の中には「自分で高麗人参を栽培してみたい」という方も多いでしょう。ご紹介した通り高麗人参の本格的な栽培には土壌づくりや生産管理など多くの手間を要しますが、手軽にプランターでも栽培を行うことができます。

まず最初に用土についてですが、ご自宅の庭や畑などの地植えで育てる方法、そしてプランターを使う方法があります。地面に植えて育てる場合には、土壌を作る必要がありますが、土壌を作るためには1年から2年程度かかります。栄養価に優れて通気性や保水性に優れている土壌を作った上で、栽培中にかれるのを防ぐことが大切です。化学肥料などが使われていると、消毒には1年を要します。

プランターを使った栽培は手軽ですが土から吸収できる栄養分が限定されるため栄養不足になりやすく、難易度の高い栽培方法です。肥料などにも工夫が必要でしょう。

プランターで育てる場合は、赤玉土と腐葉土を3対1で混合して、有機肥料をしっかりと施しておきます。深さが30センチ程度ある大型のプランターを選びましょう。種まきに適した時期は4月から7月です。土で作った直線の溝に沿って種をまいていきます。発芽に適した気温は15度から20度で、直射日光を嫌うため特に夕日が苦手であるため、西日が当たらないような場所を選びましょう。

種まきをしてから発芽するまでは水を切らさないように水やりをこまめに行います。植え付けの時点で十分に有機肥料を施しておきます。追肥は4月と6月が最適です。定期的な間引きも必要であり、適度な間隔を作っておきましょう。

収穫時期は11月から12月程度が最適であり、葉の色が黄色くなってきたら根っこを傷つけないように気をつけながら掘り起こしていきます。収穫後は翌年の春まで日陰で乾燥させるのが一般的です。

水耕栽培の高麗人参「HRG80™」

多様な作用を持つサポニンの一種であるジンセノサイドを多く含む高麗人参でありますが、当社の取り扱う高麗人参HRG80™は、清潔な無菌環境での苗木の成長–クリーンルームで完全に制御スチームで処理したあと、乾燥させ粉末化した濃縮なしの純粋な粉末です。

世界で初めて垂直水耕栽培による生産方法を開発したベルギーの企業BOTALYSの水耕栽培技術により、高い有効成分をもつ高麗人参をはじめとした植物の生産を可能としています。

高麗人参HRG80™ は市場に存在する製品の中で、最も多くの希少なジンセノサイドを含有しています。

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